TOSHIKI HAYASAKA

現代美術家・早坂寿輝氏のアーティストアイデンティティ構築。物質の根源や存在の在り方を問う氏の作品群を、デジタルの領域においていかに純度を保ったまま提示できるか。CI(ロゴ)の開発、およびポートフォリオサイトの制作を通じて、作家の思考の断片を、静謐かつ力強いオンライン・エクスペリエンスへと昇華させました。作品が放つ「沈黙」と「ダイナミズム」を、余白とタイポグラフィ、そして洗練されたUX設計によって具現化しています。

neron

腸内細菌研究に基づき、健康課題の根本解決を目指すバイオテクノロジー企業「NERON」のブランディングプロジェクト。複雑な科学的根拠(サイエンス)を、信頼と革新を感じさせる視覚言語へと翻訳。CI/VIの構築を通じて、目に見えない「菌」の可能性を、誰もが直感的に理解できるブランドアイデンティティへと昇華させました。100億通りの組み合わせから生まれる「精密さ」と、人が健やかに生きるための「温かみ」。その両端を繋ぐデザインシステムを開発しました。

KURAHIKI ALL WELCOM

岡山県倉敷市における、多様な文化や背景を持つ旅行者を迎えるための「ALL WELCOME」プロジェクト。
宗教的・身体的な制約を超えて誰もが安心して旅を楽しめるよう、ピクトグラム(マーク)の選定から、ムスリム対応に向けた飲食店への交渉、ガイドブック(パンフレット)の制作、視覚的な魅力を伝える撮影まで、多角的なコミュニケーションデザインを担当しました。
単なる情報発信に留まらず、地域の意識をアップデートし、世界中の旅人と街を繋ぐためのインフラを構築しました。

大阪城デジタルコンテンツ(史跡案内機能)制作等業務

日本屈指の史跡「大阪城」の魅力を多角的に伝えるデジタルコンテンツのプロデュース。
史跡の歴史的価値を紐解く映像コンテンツの企画・撮影から、広大な敷地をストレスなく回遊させるためのデジタルマップ導入までを一貫して担当しました。
専門的な歴史的事実を、国籍や年代を問わず誰もが楽しめる「物語」へと昇華させ、現代の観光インフラとしての利便性と、文化財としての深い理解を両立させています。

Fore-

先進的なテクノロジーを展開する「Fore-(フォワー)」のブランドアイデンティティ構築。
複雑なロジックや目に見えない技術的価値を、直感的に理解可能な視覚言語へと翻訳。CI/VIの策定から、コーポレートおよびプロダクトサイトの制作までを一貫して手がけました。

技術が持つ「鋭さ」と、社会に実装される際の「親しみやすさ」。その絶妙なバランスをデザインによって定義し、次世代のスタンダードを感じさせるブランド体験を構築しています。

ANAORI

カーボン加工技術の粋を集めた調理道具「ANAORI」のグローバルブランド立ち上げ。
日本の伝統的な「釜」の文化と、最先端のカーボンテクノロジーを融合。CI/VIの策定から、フラッグシップモデル「kakugama」のアイデンティティ構築、グローバルサイトの制作までを一貫して担当しました。

東洋のフィロソフィーと西洋の機能美。その境界をデザインで繋ぎ、世界中のガストロノミー(食文化)に新たなスタンダードを提示するブランド体験を創出しました。

百⾆⿃古市古墳をめぐる周遊ルート策定業務

大阪初の世界文化遺産「百舌鳥・古市古墳群」登録に際し、グローバル市場に向けた戦略的なPRを展開。5言語展開の公式パンフレットおよびポスターの制作に加え、外国人旅行者を対象とした動向調査(アンケート)を実施。その分析結果に基づき、広大なエリアを巡る最適な観光ルートの策定までをトータルに手がけました。巨大な「古墳」という静謐な文化資源を、世界中の人々が体験すべきアクティブな観光価値へと翻訳し、地域全体の受入環境整備をクリエイティブの力で牽引しました。

桜井市YAMATOエリアパンフレット制作

大和朝廷ゆかりの地であり、日本最古の歴史を有する奈良県桜井市の観光パンフレット(全92ページ)を電通関西と共同制作。聖林寺の十一面観音や三輪山、長谷寺といった極めて専門性の高い歴史・文化資源を、日本語・英語・フランス語・韓国語・簡体字・繁体字の6言語で展開。企画意図を汲み取ったデザインから、各国の文化背景に踏み込んだ翻訳、そして高品質な印刷管理までを一貫してディレクションしました。単なる情報の翻訳を超え、桜井市が持つ「日本文化の源流」としての価値を世界へ提示する、重厚なブランド・コミュニケーションを実現しています。

「吉野・高野・熊野の国」パンフレット・ポスター制作業務

三重・奈良・和歌山の三県にまたがる世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の登録15周年を記念した広域プロモーション。悠久の歴史を持つ霊場と、今も祈りが息づく参詣道の魅力を、日本語・英語の多言語展開で制作しました。B1ポスターおよび詳細な観光パンフレットを通じて、紀伊山地が持つ神秘的な景観と、人々の営みが作り上げた壮大なストーリーを、世界の旅行者へ向けて視覚的に翻訳し、発信しています。

柏屋

日本料理の至高を追求し続ける名店「千里山 柏屋」のトータルブランディング。
四季の移ろいと数寄屋の精神を重んじる同店のフィロソフィーを、ロゴ、WEBサイト、各種ツール、ユニフォーム、雑誌広告に至るまで、一貫した世界観で視覚化しました。
伝統が持つ重みと、現代の食体験にふさわしい洗練をデザインの力で調和させ、五感すべてで「柏屋」を感じていただくためのブランド体験を構築しています。